勝間和代『会社に人生を預けるな』書評
この本は、日本の終身雇用体制を徹底的に批判している。
日本のさまざまな問題の根本が終身雇用制度にあると断定し、さまざまな面から批判している。その点には全面的に賛同したい。よくぞ書いてくれたと思う。拍手パチパチ。
長時間労働が常態化するのは、アンケート調査によると、業種ではなく、会社の規模によるという。大企業のほうが、長時間勤務にならない。仮に大企業がそうなっても、それは成長しているということで報われる。それに対して、中小企業で儲かっていないところが、長時間労働になるらしい。なるほどなと思った(だから大企業に行けという話しではない)。
そうした批判すべき日本社会のなかで、私たちがやるべきことはリスクをとることであるという。
それも正しいと思う。
ただ、終身雇用体制は日本をあまねくおおっている。労働市場が存在しないから、いくらスキルを身につけても、転職などできないというのが現実である。
勝間本を読む人は自己啓発として読んでいる人がほとんどであろうが、自己啓発で能力を高めようという前向きな人だろう。しかし、自己開発しても、終身雇用体制を打ち破って、それを生かすことは、自己啓発なんかよりもはるかに困難である。そうした状況下でリスクをとって、チャンスに変えていけるかどうか、それはかなりむずかしそうだと思う。勝間さんもいっているが、若者にはきびしい時代になっている。
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会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (光文社新書) 勝間和代 光文社 2009-03-17 平均評価点4.0 コメント:勝間さんのいい所が出ていなくて残念! コメント:リスクと言う考え方について コメント:リスクに対する新しい考え コメント:勝間さんの得意分野 コメント:多数の人が会社の奴隷にすらなれない |
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NAME:蝉丸
PROFILE:自宅警備員
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